2010年03月05日

わきが体質と食生活

一般に、肉類中心の食生活乳製品(卵・牛乳)の過剰摂取辛い食品の過剰摂取アルコールの過剰摂取を続けていると わきが体質になりやすくなる といわれています。

わきがの直接の原因とされるアポクリン腺から分泌される汗や、わきがのニオイを助長させるとされている皮脂腺から分泌される皮脂は、私たちが食べた物が成分となっています。

動物性タンパクや脂肪などが中心の食事を続けていると、アポクリン腺の一つ一つの分泌活動が刺激されてより強いわきが臭を発生するようになります。

またこのような動物性脂肪の多い肉類中心の食生活は、アポクリン腺や皮脂腺の活動を活発にさせてしまいますので、その結果、わきが体質になりやすくなってしまうのです。

さらに辛いものを食べるとエクリン腺から分泌される汗が増加します。エクリン腺から分泌された汗が、アポクリン腺から分泌された汗を拡散させてしまい、ニオイを助長させてしまうのです。

欧米化した食生活に変わってきた日本人に、近年わきが体質の人や体臭が強い人が増加傾向にあるのは以上のような理由からなのです。

動物性脂肪の多い肉類中心の欧米化した食生活はわきがの原因になるだけでなく、肥満や生活習慣病の原因になる恐れもありますので、昔ながらの和食中心の食生活を送るように心がけましょう。   


Posted by zhongshan at 11:03Comments(0)わきが体質と食生活

2009年11月25日

わきがのニオイ

わきが体質の人の場合、普通は自分自身で「わきが臭」を感じることが出来ます。それは、わきが臭が明らかにエクリン腺の汗の臭いとは異なるからです。

しかしわきがの程度が極端に強くなると、自分ではニオイに麻痺(嗅覚の疲労といいます)してしまい感じなくなることもあります。また嗅覚能に減退があれば当然自覚することはありません。

よく他人の家に行くと、その家独特のニオイがあります。

しかしその家の人にとってはそのニオイが普通、いつものことなのでまったく気になりませんが、初めてその家に行く人にとってはそのニオイが気になることがあります。

ワキガや体臭も同じで、自分のニオイには慣れてしまっているので、あまり気にならない、または気付かない場合が多いのです。

また家や部屋のニオイは指摘してくれる場合がありますが、体臭などはいくら仲が良くても指摘しずらいものですので、周りの反応などを見て、自分で気付くことが大切になります。  


Posted by zhongshan at 11:21Comments(0)わきがのニオイ